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DISC GUIDE

みんなのうたEP <1st Single -7inch->

2015.1.28 / MOON COUNTRY / MOCO-001 / 1,112 yen (+tax)

※完全限定生産 / US盤 / MONO

 

SIDE-A  みんなのうた

SIDE-B  ダ・ボン(素晴らしき日々)

 

<mp3 ダウンロードカード付き>

 1. みんなのうた

 2. ダ・ボン(素晴らしき日々)

 3. ダ・ボン(素晴らしき日々)-more alone ver- ※mp3 ダウンロードのみ

ダウンロード期間は終了しました。

 

<Musicians>

Trumpet & Horn Arrangement:曽我清隆

Clarinet:タイロン安在  

Trombone:石原由理 

Banjo:五味伯文   

Bass:根岸潤一郎  

Drums:辻凡人

Vocal & Piano:スチョリ

 

Recorded, Mixed & Mastered by 葛西敏彦

Recorded at ALLART STUDIO

Mixed & Mastered at Super Nature, KOMONE

Cover Illustration & Artwork  菅野カズシゲ

 

 

ザ・ハイタイムローラーズ オフィシャル・サイト

http://sound.jp/sogakiyotaka/

 

菅野カズシゲ オフィシャル・サイト

▶ http://www.suganon.com/

DISC REVIEW

それでも旅は続くよ。

—トラッド・ジャズに挑戦した歴史的セッション

 

リリースとしては2010年のアルバム『優しい時間』以来、約5年ぶりとなる。自身初のシングルにして7インチ・レコードは、モノラル・ミックスという徹底したこだわりだ。針を落としてまず驚いたのは、これまでのスチョリを"ある意味"裏切るようなボーカル・スタイル。前作までのような優しい歌声から一転して男臭く迫るシャウトは、まさに新境地開拓だ。スチョリの音楽人生において最もシャウトしている、と言っても過言ではないだろう。

 

A面「みんなのうた」と、B面「ダ・ボン(素晴らしき日々)」ともにレコーディングに参加しているのは、曽我清隆率いるニューオーリンズ・ジャズバンド、ザ・ハイタイムローラーズ。彼らを迎えて本格的なトラッド・ジャズ、ニューオーリンズ・ジャズへの挑戦も聴きどころのひとつ。そしてドラムに盟友・辻凡人(bonobos、ラリーパパ&カーネギーママ)の参加も見逃せない。屋台骨さもありなん、というドラミングが印象的だ。

 

「ダ・ボン(素晴らしき日々)」は、2013年12月に亡くなったオクラホマ州タルサ出身のシンガー・ソングライター、ロジャー・ティリソンに捧げられた曲。2003年のジャパン・ツアーで親交を深め、まるで父と息子のような関係だったロジャーとラリーパパ&カーネギーママ。スチョリを含め、メンバー全員がロジャーの悲報に大きなショックを受けたという。そんななか2014年夏、バンドを代表してロジャーの墓参りのため現地まで飛んだギタリスト、キム・ガンホが綴った『タルサ旅日記2014』にインスパイアされて書き上げた曲だ。

 

アートワークを担当したのは、スチョリがかねてから大ファンだったという菅野カズシゲ。今回のシングルの世界観を見事に描き出している。なお、mp3ダウンロードコードには「ダ・ボン(素晴らしき日々)」の弾き語りバージョンを収録。こちらは7インチ購入者のみが聴けるレア・バージョン。

 

 

 

 

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